既に日本ダービー勝利
「やっと勝てる日本ダービー。 勝利ジョッキーはベテランぞろい。」
日本ダービーで勝てるジョッキーは、相当なキャリアの持ち主であることが普通です。
なかなか簡単には勝てないのが実情です。
2000年以降の日本ダービーの勝利ジョッキーを見てみましょう。
日本人ジョッキーの優勝者の顔ぶれとしましては、
河内洋、角田晃一、武豊、安藤勝己、石橋守、四位洋文、横山典弘、内田博幸、池添謙一、
といった面々になっています。
これらジョッキーのほとんどは、年齢が35歳以上のベテランばかりです。
中でも、安藤ジョッキーや内田ジョッキーは、
地方競馬予想から中央2012フェアリーステークスへの移籍組であり、
苦労を重ねた結果、ようやくダービージョッキーの座を射止めています。
勝利のインタビューで、内田ジョッキーは、
「歯を食いしばって、がんばっていれば、夢はかなう」
という名セリフを残していますが、その苦労が実にしのばれます。
それから、河内ジョッキーが日本ダービーを制したのは、
45歳の時でしたし、
同じく、石橋ジョッキーは40歳の時に日本ダービーを制しました。
さらに時代をさかのぼれば、
中野栄治ジョッキー、安田隆行ジョッキー、小島貞博ジョッキー、柴田政人ジョッキー、
南井克巳ジョッキー、大西直宏ジョッキー、と相当な年配ジョッキーが勝利していることがわかります。
柴田ジョッキーが日本ダービーを制したのは、河内ジョッキーと同じく45歳の時でしたが、
そこに至るまでは、なかなか大変でした。
実績としては、既に日本ダービー勝利にふさわしいものを長年積み重ねてきていたのですが、
勝てるまで相当時間がかかっているわけです。
ついに日本ダービーに勝利できた時のインタビューでは、
「この世の2012シンザン記念関係者全員に言いたい。今回の日本ダービー勝利者は自分なのだと。」
という趣旨の感想を漏らしています。
デビュー以来、輝かしい成果を上げ続けていた武豊ジョッキーにしても、
日本ダービーに勝利するまでにおよそ10年間の歳月を必要としました。
まさに、ジョッキーにとって、
日本ダービーとは、「やっとのことで勝てる」レースといえそうです。